
こんにちは! yossy style のyossyです!
いきなりですがみなさんの周りで
男性が育休を取得した方はいらっしゃいますか?
「いない」「1か月だけ」というのが多いと思います。
私は男性で子供が2人いるのですが、1人目は取得せず
2人目で約9か月間の育休を取得しました。
そこで得たたくさんの経験から
男性が育休を取得するメリットデメリットと
あるあるをお伝えしたいと思います。
結論から言うと
「ぜひ男性は育休を取得してください」
となります。
育休を取得しようか悩んでいる男性や
取得してほしい女性は、ぜひこの内容を読んで
判断材料にしてほしいと思います。

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育児休暇とは
育休とは育児休暇をさします。意味はその通りで
育児のために休暇を取得することです。
産前、産後休暇とは別です。
産休、育休については以下の通りです。
妊娠から産休、育休、復職後の流れ
厚生労働省HPよりhttp://mhlw.go.jp
通常ですと子供が1歳になるまでは育休を取得できます。
保育所次第では1年半まで取得可能となっています。
母親(女性)だけでなく父親(男性)も
今後は産休の取得も可能になる
というようなニュースも出ていました。
国が育児休暇の取得を推進している状況ですので
気軽に育休を取得していきたいですよね。

yossy家の育休
ここからは育休を取得するまでの
個人的な状況と考えの紹介ですので
結論だけ知りたい方は
「育休のメリット」まで飛ばしてください。
私に関しては、1人目は育休を取得しませんでした。
状況としては結婚して2年たたないし
出産前に家を買おう(ほぼ無計画)と
新築建売を35年ローンで購入したばかりでしたので
ライフプランや生活スタイルが確立していないことから
育休を取得しませんでした。
育休するという考えがなかったのが本音です。
それは夫婦の考えでもありましたが
子育ての大変さをまだ知らなかったために
仕事=収入を優先したということになります。
仕事は基本的に土日休み、祝日は出勤の工場作業員で
3交代で働いていました。
日中に家にいたり、夜はいなかったりという状況です。
子供1人に対して大人も1人だったので
妻には苦労かけましたが育児や生活は成立していました。
1人目が1歳になる月に、家の近くに保育所が開園する
ということで迷わず入園させました。
近いのが一番と考えたからです。
そこから妻が仕事に復帰しますが
すでに2人目を妊娠しており
半年くらいで産休に入りました。
この頃から2人目の育児に悩みを抱えていました。
その理由は「近くに頼れる人がいない」
ということでした。
田舎あるあるですが
大体の人は実家暮らしまたは近くに親がいるという状況で
出産前後から子供が大きくなるまで
祖父母が協力してくれるという家庭が多いです。
実際に会社や友達でもそういう人ばかりでした。
しかしyossy家では近くに祖父母がいないため
また1人目は2歳にもならないことから里帰り出産もせず
祖父母に来てもらうこともできない状態だったので
妻への負担が大きくなると感じていました。
そこで「育休」が頭をよぎります。
2人目の出産直後から有給休暇を大量に使用して
まずは1か月休みました。
その間、1人目の世話や家事をこなし
家事と育児の両立が大変だと実感しましたが
育休を取得するかはまだ悩んでいました。
有給消化後は仕事に復帰しましたが
祝日休みじゃないことと、3交代勤務が大変なこと
妻への負担が大きいことから育休取得を決断し
2人目出産から3か月後に育休に入ることにしました。
会社には半年くらいという内容で休みに入りましたが
実際には満1歳になるまで休みました。
その理由は次にあげる育休のメリットにあります。

育休のメリット
前置きが長くなりましたが育休のメリットを紹介します。
ここで紹介するメリットとデメリットは
私が体験して感じたことなので個人差はあると思います。
しかし、誰でも少なかれ感じる点ではあると思いますので
参考にしていただけると思います。

メリット① 家事と育児が分担でき、負担が軽減される
これが最大のメリットではないかと思います。
子供が小さいうちは目が離せません。
「小さいうちは寝てるから何でもできる」
と思う人もいるでしょうが違います。
離れるとすぐ起きる(気配を感じてる?)
寝ているときも呼吸しているか気になる
口元におもちゃを持ってきて塞がないか気になる
といった、細かいことに精神をすり減らすので
家事に手がつきません。
大きくなって寝返りをしたり
ハイハイしたりと行動するようになってくれば
更に目が離せません。
あれもこれもと思っているうちにパンクしてしまいます。
それを解消できるのが一番大きいのではないでしょうか。
メリット② 自分の時間ができる
メリット①にも関連しますが
1人で家事と育児とこなしていると
自分の時間がありません。ホントにありません。
効率の問題ではありません。
夜も疲れや夜泣きから寝落ちします。
精神的な問題じゃありません。
ここ男性の方と年配者には特に理解を求めます。
育児中は自分の時間がありません。
なので男性も育休を取得しお互い休みながら
そして時々好きなことができる時間を作り出すのが
夫婦関係も良好にしていけると思います。
他の記事にもありますが
時間の価値は本当に大切です。
メリット③ 子供の成長を感じられる
私の場合は1人目は働きながらだったので
子供と触れ合う時間は1日3~4時間でした。
それが1日中一緒にいられるので
赤ちゃんとは、子供とは、と感じることができました。
よく妻に「1人目もこうだったのか?」と聞きながら
「我が子でも知らないことがたくさんあるんだな」
と感じていました。
1人目には申し訳ないですが
2人目のことはなんでもわかります。
だからこそ、1人目も大きくなったなと実感します。
メリット④ 夫婦の会話が増える
夫婦のコミュニケーションは大事です。円満のカギです。
子供の世話と仕事に追われていると
夫婦のコミュニケーションも少なくなります。
でも1日中一緒にいると
今まで話せなかった内容も話す時間があります。
知らなかった一面も見えるようになっても
気持ちは変わらないはずです(笑)
子供のためばかりでなく、夫婦の仲を良くするためにも
育休は大いに活躍してくれます。
メリット⑤ 家計状況や仕事内容の見直しができる
メリット②にある自分の時間には
家計を見直したり、仕事を見直す時間も入ります。
私の場合は保険の変更、電子マネーの組み入れ
ガス会社の変更、車の買い替え
本やyoutubeから情報収集、転職サイトの登録
副業(起業)への取り組みを行いました。
家計は前々からやろうと思っていたことを
一気に解決することができました。
仕事(転職や起業の検討)に関しては
「このまま同じ会社にいると子供との時間が減る」
という観点からで仕事<家庭と感じたからです。
どれも仕事をしながらだと大変なことだったので
時間ができたのはとても良かったです。
メリット⑥ 価値観を見直せる
メリット⑤でもありましたが
仕事を優先で考えていたのが家庭第一に変化しました。
「父親がしっかり稼がないと」
「お金を家庭に入れるのが自分の役割」
と考えていましたが
家にいる時間がなくなるのは違うと感じました。
子供にとっても父親の存在は大きいと思いますし
何より子供に接する時間>仕事している時間
と感じるようになりました。
そのためにいろいろな会社を見る機会が増え
転職に乗り出しました。
また、自分の趣味に興味がなくなり
違うことにお金を使うようにしようと考えました。
自分の中での優先順位、興味の変化
時間や環境といった価値観の変化に対応することも
休みだからやりやすかったです。
メリット⑦ 心と体に余裕ができる
時間があるというのは心に余裕をもたらしてくれます。
リラックスできるのは本当に大切なことです。
自分のやりたいことに時間を生むことも
リラックスになるのではないでしょうか。
また、体も休めることができます。
私の場合は、3交代で疲れた体とニキビが治りました。
今まで病院にも行けませんでしたが、
治したかったところは全部治しました。
メリット⑧ 子供への愛情がどんどん溢れる
今までのメリットが
最終的に子供への愛情として表に出てきます。
子供に集中できるから、子供の可愛さや
小さな命を守ろうという気持ちがどんどん溢れてきます。
子供が苦手という人も世の中にいます。私もそうでした。
少しまだ子供が苦手ですが
我が子だけは可愛くて大好きです(笑)
心に余裕があって、子供と接する時間が多くなれば
きっと誰でも我が子の可愛さにメロメロしますよ!
細かいのはもっとありますが、
誰にでも共通することで大きなメリットは
以上のようになります。
個人的には「時間」が一番です。
子供を世話する時間、夫婦の時間、個人の時間といった
たくさんの時間を確保できたのが最大のメリットです。
そして、そこから生まれるのが家族愛です!
我が子可愛い!になります(笑)
育児頑張る妻や旦那に惚れ直すこともあるかも!

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育休のデメリット
メリットがたくさんありましたがデメリットもあります。
デメリット① 収入が減る
育休取得をしない人があげる一番のデメリットが
これじゃないかと思います。
実際に会社の同僚や友達と育休の話をすると
「家計は大丈夫なの?」とよく聞かれます。
誰もが心配する点なんだなと感じます。
確かに収入は減ります。
私の場合は、出勤率が下がったことで
ボーナスはかなり減りました。
しかし、月の収入でいうと標準月額報酬の67%が半年間
それ以上は50%の育児給付金を得られました。
少ないと感じるかもしれませんが
夜勤や残業なしで仕事するのと
同程度の給付金となりましたし
プラスαで自分の時間ができたことを考えると
このデメリットは消滅します。

デメリット② 給付金の振り込みが遅い
給付金は2か月単位で振り込まれます。
そして実際の振り込みまで4か月かかりました。
私の場合は4月に育休に入りましたが
支給されたのが7月でした。
なぜ遅いのか予想してみると
4,5月休む→計算される→7月に2か月分が振り込まれる
という流れだと思います。
会社からの給料は4月で終わり
6月に少しボーナスが支給されましたが
まともな金額を支給されるまで
4か月間耐えなくてはなりません。
この点はかなり注意が必要です。

デメリット③ 会話のネタがなくなる
夫婦で育休を取得すると外に出る機会が減り
会話のネタがなくなります(笑)。
私の場合は天気がいい日は子供を連れて
散歩に出ていたので「どこの公園の遊具がおもしろそう」
とか「あそこの家の庭が良い感じだから真似てみようか」
といった会話をしていました。
あとは仕入れた情報を実践する前の確認
といった真面目な話が増えました。
おもしろい話をする必要はありませんが
沈黙にはならない程度に会話はしたいですよね(笑)
デメリット④ 夫婦喧嘩が起こる…かも
私の場合はありませんでしたが
同じ時間を過ごすことが多くなると
時間の取り合いで喧嘩が起こるかもしれません。
お互いやりたいことはありますからね。
デメリット③の解消法としても
普段からやりたいことや、家事の分担を話し合い
お互いの時間を大切にしていけば
この問題は起きないはずです。
コミュニケーションは大事です。
デメリット⑤ 復職のときに戸惑う
数か月仕事から離れると、復職の際に不安になります。
「仕事を思い出せるか」とか
「職場にうまく溶け込めるか」
と不安になります。
しかし安心してください。
意外となんとかなります(笑)
それは、全くわからない育児をこなしてきたからです。
仕事より育児の方が大変です。
子供は何するかわかりませんが、仕事は予想ができます。
育児は行き当たりばったりが多いですが
仕事ではマニュアルがあります。全然大丈夫です。
むしろ育児を通して経験値がアップしていますので
仕事のレベルアップも順調にしていくと思います。
心配ありません。
やる気が出ないのは休む前からだと思います(笑)
デメリットはこの5点です。
お金の部分が大きいですが
キツイからこそ見直しをする機会になるはずです。
無駄な出費を削る
会社(仕事)を見直す
副業(起業)に取り組む
そういった今まで出来なかったことが出来ると思うと
デメリットもそこまで大きくないはずです。

育休あるある
私が経験した育休あるあるです。
大したことではないですが大体当てはまると思います。
あるある① 「いい会社だね」と言われる
育休を取得させてくれる会社はいい会社
という意味でしょう。個人的には「?」です。
会社ではなく「いい国だね」と思います。
あるある② 「男性で育休なんて偉い」と言われる
金銭面なのか、男性が育児することがすごいのか
わかりませんが、年配の方によく言われました。
素直に「ありがとう」と返しました(笑)
あるある③ 「昔は男性が育児しなかった」と言われる
あるある②と似たようなものですが
同じく年配の方に言われました。
女性の方はホント尊敬します。
高度成長は家庭を支えた母親のおかげです。

あるある④ 「子供の面倒見れるの?」と言われる
これは特に上司に言われました(笑)
仕事ができないと間接的に言われてそうですみません。
けど我が子だから一生懸命になれます(笑)
あるある⑤ ずっと休みたいと思い始める
最初は大変だった育児も
復職前は楽しくて仕方なかったです。
ずっと休むことは出来なくても
在宅ワークするためにフリーランスもありです。

まとめ
育休のメリットとデメリット、あるあるでした。
金銭面のデメリットが少し大きく感じます。
しかし今後のこと、子供が成人するまでの20年や、
自分が定年とその先に向けてどのようなライフプランを
立てていくかを考える時間を作ろうと思うと
育休で時間を確保することも重要に感じます。
育休は「育児のため」と思うだけでなく
「今後子供を養っていくための作戦会議」
とするのもいいと思います。むしろそうするべきです。
もちろん、奥さんや子供の面倒を見つつ
お互いの時間を作り合って
その中で夫婦で今後のプランニングしてください。
数か月の間、節約に努力しなんとか乗り切って
その先数十年の将来のためを思うと
その大切さもわかると思います。
ぜひ男性は進んで育休を取得してください。
女性の方は決して一人で背負わず
夫婦や周りの人たちと共に子育てをしていきましょう。
そして最後に育休制度を作ってくれた日本に感謝します。
ありがとうございます。

昔はどうだったと言う人や
会社は家庭を守ってくれない。
守れるのは自分だけ。
そして大切な自分の子供に
父と母のたっぷりの愛情を。
それが育休style
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