
家計styleを皮切りに、家計に役立つ情報を提供していこうと思いますが、その前に一度、とても大切なことを頭に置いてほしいと思います。
それは「健康を一番に考えてほしい」です。
生活に欠かせないのはお金ですが、私にとってお金は「大事なことを手元に残すためのツールに過ぎない」と思っています。お金がないと生活していけません。しかし、お金があっても生活に困ることもあります。つまり「お金が全てではない」ということです。
何度も言いますが、お金がないと生活できません。欲しい物も手に入りません。「お金が全て」と思うのもおかしくありません。実際に自分以外に目を向けているとそう思います。しかし、自分という存在に目を向けると「自分を維持するためにお金が必要」ということに気付きます。
これだけ聞くと「よくわかんない」という声が大多数のような気がするので詳しく解説していきます。
この「健康style」を読み終えたとき、「自分」「お金」「大切なこと」といった今まで思っていた価値観にいい刺激になればと思っています。

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前提
タイトルにもある通り、今回は「健康」をテーマにした内容です。結論としては「健康を一番に考えよう」となりますが、内容を見ていただいて健康の価値を高めていただくことが目的になります。
前提として、世の中にはたくさんの微生物がいます。たくさんの疾患があります。先天性のものもあれば、現代の医学ではどうにもならないこともあります。それらが常に身近にあるものと理解しています。
今回の目的である「健康の価値を高める」ことのひとつに「自分を大切にしよう」という内容があります。どんな人でも自分を思いやる義務があります。そのことを伝えていきたいと考えています。
お金より大切なもの
いきなり結論ですが、お金より大切なものは「健康」です。人によっては「お金で全て解決する」と思っているかもしれませんが、健康はお金で買えません。健康を支えたり、維持したりすることはできますが、買うことはできません。今も病気で亡くなる人がいるのがその理由です。
どんなに大富豪でも、死を感じるほどの病気になると考えると思います。「お金はいらいないから健康をくれ」と。
でもお金がない人は、どんなに無理しても、どんなに体を酷使してもお金が欲しいと考えると思います。私もそうでした。何を犠牲にしてお金を稼ごうかと考えたときに、真っ先に犠牲に選んだのが「自分」でした。自分が頑張れば、自分が我慢すれば、自分のことならなんとかできる。そう思いがちでした。
しかし今は違います。自分を大切にするために何を利用するか。それを考えるようになりました。そこで考えるのがお金を利用しようです。お金は自分を犠牲にして稼ぐのではなく、自分を大切にするために必要なツールであるということに気付いたのです。
私が実際に社会で生きてきて感じたことや経験から、お金と健康に対して価値観がどう変わっていったかを伝えていきたいと思います。

自分を犠牲にしてお金を稼いでしまう
「何も考えずがむしゃらに働く」「何時間働いても倒れないから寝ないで働く」。特に若いときにやりがちです。自分を過信してしまうからです。体力がある、寝なくても大丈夫、すぐ治るといった過信から、体を酷使してしまうことが多々ありました。でも実際乗り切れてしまうから益々過信してしまいます。そして気付かぬうちに体が悲鳴をあげ、気付いたときにはもう遅いパターンになります。実体験を交えて解説します。
社会人になり仕事を覚えると、お金を稼ぐことが大変だと感じます。しかも大体はこき使われ、長時間働くのに給料が安い状況となり、頑張らないと(よく働かないと)お金は手に入らないと思い込んでしまいます(笑)
私は高卒でスーパーに就職しましたが、朝7時から夜9時まで働いていました。休憩は合計で1時間前後でした。タイムカードがなかったので、月の残業時間は店長が15時間で集計していました(笑)何も知らないからこそ、それが当たり前と感じていました。
それだけならまだしも、ストレスから友達との夜遊びが増え、睡眠時間も1日2~3時間で、休みの日にガッツリ寝る生活が続きます。これだけでも不規則な生活なうえに、夜遊びからお金がほしくなり、不定期で飲み屋でバイトするようになります。益々体に負荷をかけてしまいます。
そしてある日、荷物の運搬中に腰を痛めます。腰痛というのは中々治らないのです。当然、仕事でパフォーマンスが落ち、使えないということで評価は下がり、昇給も遅くなりました。やる気がなくなり、ダラダラ仕事をすることで更に評価は下がり、悪循環に陥ります。もちろんこの時点で給料も上がりません。結局、ただ体へのダメージを蓄積したに過ぎませんでした。
働いていたスーパーは元々給料が安く、もっと稼げるところに就職しようと考えます。選んだのは夜勤がある工場で肉体労働です。そこで十数年働いて、今も働いています。
はいそうです。体はボロボロになってきています(笑)夜遊びはしていませんが、夜勤が夜遊びみたいなもんですかね(笑)
まず不規則な生活なので、体調不良になりやすくなりました。栄養ドリンクで誤魔化しますが限界はあります。また、肉体労働により、体のあちこちが悲鳴を上げています。特に首と腰にかなりきてます。子育てもあり、首や腰に負担あるのは当然ですが、抱っこはしたいのでやめません(笑)
自分の体力の低下、体の痛み、子育て、子供の部活が見たいという理由から、夜勤や肉体労働がない職場への異動を申請しており、難しいようであれば転職しようと考えています。自分の体や子供のことが何より大切と気付いたからです。

体への影響は後からくる
簡単に私の経験をまとめました。ここで言いたいのは、体へのダメージは少しずつ蓄積し、後から一気にくることです。
夜遊びや夜勤といった不規則な生活を続けます。その日その日は大丈夫なのですが、数か月後に襲ってきます。体調不良が。。。
首や腰の痛みも後からきます。ダメージはこちらが弱るのを少しずつ力を蓄えながら待っているのです。。。
あるとき、首が痛すぎて病院に行くと、整形外科の先生からこんなことを言われました。
「今の痛みは学生生活で部活をしていたときに、筋トレといった負荷の蓄積が肉体の疲労と共に現れてきたのかもしれない。元々筋肉も強くないところに筋トレをしていたと思う。しばらくは負荷を与えないで大事にしていくことがいい。痛みもしばらくは続く。注射で誤魔化せるが、自分で治すしかない」
という内容でした。その他にも
「今の肉体労働も何年後かに襲ってくる。おじいちゃんおばあちゃんが腰が痛いとよく病院にくるが、それは若いときにバリバリ働きながら子育てもしてと、頑張りすぎた反動が年をとってからきているのもある。体は若いときから大事にするように。仕事も変えられるならその方がいい。今は頑張れても年取ってから後悔するよ」
と言われたので納得しました。周りのおじいちゃんおばあちゃんも、たくさん子供がいたり、農家の人ほど腰が曲がっている。これは肉体労働といいった体に負担をかけてきた結果だと感じました。
今を見るだけでなく、その延長線上にある未来に目を向け自分の姿を想像して、少しでも嫌な予感があれば修正していくべきだと感じました。手遅れになる前に、、、まだ遅くない。
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家計への影響
体が不調に陥ると、家計に影響を与えます。私の例でいうと
・栄養ドリンクやビタミン剤、風邪薬などを購入する
・体調不良や首や腰の痛みで病院に行く。病院代と薬代の出費
・将来が不安になり保険に入る
・残業代が減ったり、昇給が遅くなる
といったことが起こります。
栄養ドリンクやビタミン剤は、そもそもそれを飲まなきゃ働けないのは根本的な間違いと思います。そんなに体を酷使しないといけない仕事は長続きしません。人生をどれくらい生きたるか考え、働いている期間を逆算し、その期間働ける仕事をまず選びましょう。健康を維持するために活用する栄養剤は賛成です。
頑張りすぎて体調を壊し、病院代や薬代に支出を増やすのは本末転倒です。何のために働いているのかわからなくなります。医療費は、子供や老後にとっておきましょう。
保険とはそもそも必要なのか?と考えてほしいです。健康であれば保険はいりません。万が一とよく言いますが、病気にならないための体づくり、病気になっても重症化しないために免疫力を強化する方が大事だと思います。保険料<健康維持代と考えてもいいと思います。サプリメントよりも運動やジム、楽しいこと(免疫力アップ)にお金を使いましょう。
パフォーマンスが下がって給料が減ったり、無理がたたって病気になって仕事ができなくなっては、生活ができなくなってしまいます。病気になる前、仕事に影響がある前に線引きしましょう。
家計のために働く。それを達成するためにも健康が大事です。決して仕事のために家計を犠牲にしないようにしましょう。

何をするにも体が資本
ここまで紹介したように、まず自分の体ありきで物事が成立します。つまり自分の体が中心にこないといけないわけです。
仕事をするにも健康な体が大事。家計も健康なほど出費が少ない。楽しいことをするためにも健康じゃないと楽しめない。
お金<健康ということがよくわかると思います。健康を支えるためにお金を使うこともあります。お金はツールです。
決して自分の体だからと軽視することなく「自分の体を一番大切に出来るのは自分だけ」と思いやるようにしましょう。
そして、今を生きることは大事ですが、未来を見なくていいわけではなく、今の延長線上に何があるかは考えましょう。やり始めは少し無理することもあるでしょう。しかし、それが長期間続くのは考え直しましょう。必ずしもハイリスクハイリターンが成立するわけではありません。まずすべきことはローリスクであることを求めることです。
自分の体を大事に出来る人が、他人の体も大事にできます。家族のために、子供のために、部下のために、地域のためにと、何かのために頑張りたい人は、まず自分の体を大事にすることを念頭に置いてください。具合悪そうな人に頼れますか?まずは健康ありきです!
どんな人でもいい意味で自分が一番です。自分のためによくしていることを、ぜひ他人のために活用してください。私も自分のことを大事にしてなかった時期は他人のために何もできていません。自分のために知識をつけたから人にも教えられる。自分のために運動しているから、一緒に運動会も走れる。病気にならないように気を付けているから、家族も病気にならない。他人のことも考えられるように、まずは自分という価値を高めていきましょう。
自分のためにお金を使うことを覚えましょう。心と体を癒すために温泉に行く。リラックスするためにマッサージを受ける。勉強するために本を買う。ストレス発散のためにカラオケに行くなどです。モチベーションを維持したり、実力をアップさせたり、楽しい毎日を過ごすためにお金を使いましょう。必ずバランスを考えることを忘れずに。

まとめ
中学の先生に言われた言葉を今でも覚えています。
「健康に勝る富なし」
その通りだと思います。言われてから20年余りたってから身に沁みましたが(笑)
その健康は他人に支えられることはありますが、与えられることではありません。自分で守ることが大事です。自分で自分を大切にしてこそ健康が生まれます。
心も体も健康であることが、人生において一番じゃないかと思います。お金があるから幸せではないと思います。貧しくても楽しく生きていけます。それが大切だと思います。
今回の内容で健康について考え直すきっかけになれば幸いです。私自身も今まで負担をかけてきた体を、私自身がケアしていこうと思います。
自分以上に自分を大切にできる人はいない。まず愛すべきは自分自身というのを忘れずに。
健康に勝る富なし
ほんとこれ(笑)
それが健康style
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